カジノ(IR)法案:どういう法案?

カジノ法案とは、単に日本でカジノを合法化するだけでなく、日本国内に、ホテル、ショッピングモール、レストラン、劇場、遊園地、MICE施設(国際会議場・展示施設など)、映画館などなどの施設が含まれた、巨大リゾート「統合型リゾート(Integral Resort:IR)」を「カジノ」もセットにして開設するために作られた法案(正式法案名:特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法案」)なんです!

カジノだけじゃない!ホテル、レストランもショッピングモールも付いた統合型リゾート(IR)を開設するガイドラインがカジノ法案(IR)法案!

「統合型リゾート(IR)法案」とも呼ばれているカジノ法案は、ニュースでもかなり話題になりましたが、2016年12月6日に正式に国会(衆議院本会議)で可決され、実際にカジノ(IR)法案を進める「カジノ法案(IR)推進法」が施行されました!

カジノ(IR)法案可決により、事実上、日本でもカジノが合法化されることがほぼ確実となったところで、今回は、カジノ(IR)法案について、「メリットやデメリット」、カジノは、「いつできるのか?」& 日本国内の「どこにできるのか?」、インターカジノを含めた「オンラインカジノに影響するのか?」などなどをカジノ(IR)法案に関して最新情報もセットで徹底的にレビューしていきます!

カジノ(IR)法案:他の国の統合型リゾート(IR)

海外にもカジノが付いた統合型リゾート(IR)が存在するでしょうか?

もちろん、「YES」ですね!!

特に規模も大きく有名な場所なのが、「ラスベガス」&「マカオ」ではないでしょうか?

ラスベガス

カジノ付き統合型リゾート(IR)in Las Vegas

マカオ

カジノ付き統合型リゾート(IR)in Macau

もちろん、ラスベガス、マカオと聞いただけで、「カジノ」が浮かんでくると思いますが、実際、ラスベガス、マカオにある、ほぼ全てのカジノが、ホテル、レストラン、大劇場などと一緒になっている「統合型リゾート(IR)」に組み込まれているんです!

スケールの大きいラスベガスやマカオの統合型リゾート(IR)以外にも日本の隣の韓国を含めた世界各国でカジノ付きの統合型リゾート(IR)も、もちろん存在しています!

なので、「カジノ法案」と聞くと、日本でカジノを作ってギャンブルすることを合法化するだけと思いがちですが、実際、様々な施設が一緒になった巨大エンターテイメント & 観光集客施設「統合型リゾート(IR)」を開設して、国内外から観光客を誘致することがカジノ法案の一番の目的なんです!

カジノ(IR)法案:カジノ(IR)法案のメリット

「国内外からの観光客の誘致」を第1の目的として、成立されたカジノ(IR)法案ですが、カジノが付いた統合型リゾート(IR)を開設することによるメリットはなんでしょうか?

そこで、カジノ(IR)法案成立による最大のメリット2点をご紹介していきます!

カジノ(IR)法案のメリット2つ

経済効果

カジノ(IR)法案のメリットの中でも一番のメリットなのが、経済効果です!

ラスベガスや、マカオの統合型リゾート(IR)の例からも一目瞭然ですが、カジノ付き統合型リゾート(IR)は、海外観光客を増加させるなど、相当な集客力があり、マカオに関しては、カジノを含めた統合型リゾート(IR)の収益が、マカオの総歳入の80%以上を占めており、財政収支黒字を長期続かせるなどのメリットがあるため教育や医療など分野の無料化、毎年国民に10万円以上を還元するなど、カジノ付きの統合型リゾート(IR)が運んでくる経済効果は相当なものがあります!

実際、日本でも各担当機関が発表した分析結果によると、カジノ付き統合型リゾート(IR)から見込める経済効果は、「約3兆円~8兆円」に及ぶとされていて、カジノ(統合型リゾート(IR))誘致から見込める経済効果は莫大なんです!

国内雇用 & 地域活性化

カジノ(IR)法案がもたらすメリットの1つとしてあげられるのが、日本の中での「雇用機会の増加」です!

カジノ付き統合型リゾート(IR)の建設から、運営まで、そして統合型リゾート(IR)に設置される施設に必要な従業員などなど、カジノ付きの統合型リゾート(IR)ができるまで、そしてできてからもかなりの労働力が必要とされることは明らかで、現段階では、約10万以上の雇用を生み出すと予想されています!

さらに、カジノ付き統合型リゾート(IR)ができれば、周辺地域のインフラ整備が行われることはもちろん! 国内外からの観光客数も増加することが確実に見込まれているため、統合型リゾート(IR)だけでなく、相乗効果として周辺地域の活性化が進むことも期待できます!

カジノ(IR)法案:カジノ(IR)法案デメリット

カジノ(IR)法案成立のメリットを確認したところで、今度は、逆にカジノ付き統合型リゾート(IR)開催によるデメリットもチェックしていきましょう。

カジノ法案(IR)法案のデメリット2つ

ギャンブル依存症

カジノ(IR)法案成立の上で、最大のデメリットとして懸念されていたのが「ギャンブル依存症」で、すでに日本では、パチンコ、パチスロなどの影響もあり、国内で300万人以上がギャンブル依存症、あるいは、ギャンブル依存症の疑いがあると診断されています。

実際、日本人のギャンブル依存症の割合は、他の先進国に比べると約10倍以上とされていて、カジノ(IR)法案可決により、カジノが付いた統合型リゾート(IR)が開設されれば、さらに日本人のギャンブル依存症を悪化させるデメリットがあります。

治安の悪化

カジノ(IR)法案のもう1つのデメリットは、カジノ付き統合型リゾート(IR)開催における治安の悪化です。

海外のカジノでも、そうですが、カジノは額の大きい金額が行き来するので、外国人観光客も増えることが確実に想定されることから、カジノ内、そして統合型リゾート(IR)の外でも、トラブルが起こる可能性があり、また、カジノに犯罪組織が関与する可能性も否定できません。

さらに、不法で入手したお金をカジノで一旦チップにかえて、換金する「マネーロンダリング」などの不法な手法もかなり懸念されていることもカジノ(IR)法案のデメリットです。

カジノ(IR)法案:どこまで、進んだのか? 現時点での進展は?

カジノ(IR)法案が可決されてから、結構な時間が経ちましたが、実際、現状では、どこまでカジノ(IR)法案が進んでいるのでしょうか?

現時点での日本国内カジノ法案(IR)法案の進行具合

カジノ(IR)法案・現状

カジノ(IR)法案が実施されるカジノ候補地として区域認定数上限を「3ヵ所」までと決定!(2020年10月)

なぜ、ここまで、時間がかかっているのか?

そもそも、統合型リゾート(IR)建設にも至らず、まだ、カジノ付き統合型リゾート(IR)誘致する場所を何箇所にするのか、までしか決まっていないのでしょうか?

そこで、このセクションでは、カジノ(IR)法案でカジノ付き統合型リゾート(IR)をつくるのに、ここまで時間がかかってしまっている理由をリストアップしてみました!

  • コロナウイルス

    コロナの影響で、全体的にカジノ(IR)法案の進行に遅れがでているため。

  • 政治家の汚職

    元IR担当副大臣の秋元氏の統合型リゾート(IR)関連の収賄での逮捕など、政治家のカジノ(IR)法案絡みの収賄の汚職が足を引っ張り、カジノ(IR)法案進行が遅れているため。

  • 管轄争い

    カジノ付き統合型リゾート(IR)に関して、政府のどの部署(主に「内閣府」、「国土交通省」、「環境庁」)が、統合型リゾート(IR)のどの施設を管轄下に置くのかがはっきり決まっていないため。

  • 統合型リゾート(IR)候補地地元での反対

    カジノ(IR)法案に関して、統合型リゾート(IR)開催する候補地となっている自治体と地元住民の対立のため。

カジノ(IR)法案:統合型リゾート(IR)は、「どこ」にできるのか?

現時点では、カジノ(IR)法案で決まっているのは、日本のカジノ誘致の区域認定数上限を「3ヵ所」まですることのみですが、統合型リゾート(IR)を開催することになるであろう最新の「カジノ誘致の候補地」5か所をリストアップしてみました。

カジノ(IR)法案に基づきカジノ誘致の区域認定数上限を「3ヵ所」と設定されましたが、カジノは、「どこ」で誘致されるでしょうか?

カジノ誘致の候補地・最新リスト

  • 東京都(お台場)

  • 神奈川県(横浜)

  • 愛知県(名古屋)

  • 大阪府(夢洲)

  • 和歌山県(マリーナシティ)

  • 長崎県(ハウステンボス)

カジノ誘致の有力候補地・最新リスト

  • 大阪府(夢洲)

    大阪はカジノ誘致の有力候補地の中でも「最大有力候補地」とされていて、日本国内でも大都市&アクセスが便利なことはもちろん!  2025年に「大阪万博」が開催されることも大きなメリットとになっています!

カジノ誘致「最有力候補地」の大阪!
  • 神奈川県(横浜)

    横浜は、大阪の次にカジノ付き統合型リゾート(IR)開催の候補地に有力だとされていて、羽田空港からも近く、豪華客船などのクルーズ船も頻繁に行き来していることもあり、観光地としてのメリットもあると同時に、なんと言っても、現首相の菅総理大臣の地元と言うこともあり政府の後押しもあるところが、横浜がカジノ誘致有力候補地である大きな理由です。

カジノ誘致の有力候補地No.2の横浜!
  • 長崎県(ハウステンボス)

    横浜に次ぐ、カジノ誘致有力候補地となっているのが長崎で、長崎の代名詞「ハウステンボス」が観光地として大人気なことが理由としてあげられていて、さらに、近くの国(韓国、台湾、中国など)からのアクセスが簡単にできることもメリットなんです!

カジノ誘致の有力候補地No.2の横浜!

カジノ(IR)法案:統合型リゾート(IR)は、「いつ」できるのか?

カジノ(IR)法案で、統合型リゾート(IR)開催される候補地が分かったところで、カジノ(IR)法案に関してかなり関心が集まっている「カジノは、いつできるのか」について、解説&予想をしていきます!

カジノ(IR)法案の統合型リゾート(IR)は「いつ」日本にできるのか?

カジノ付き統合型リゾート(IR)開催年度・予想!

カジノ付き統合型リゾート(IR)が開催されるには、まず、「どこ」に統合型リゾート(IR)をつくるかが決まらないと始まらないですよね!

「カジノ誘致のロケーション」は、「いつ」決まるのか?

政府が公表した、カジノ法案(IR)法進行案によると、カジノ誘致地が公式に決定するのは、

2021年~2022年 になるみたいです!

日本に「カジノ&統合型リゾート」は、「いつ」できるのか?

カジノ付き統合型リゾート(IR)を建設するためには、平均で「約3年」が所有されるようで、カジノ誘致のロケーションが決まるのが、「2021年~2022年」とされているので、早くても

2024年以降  になりそうですね!

カジノ(IR)法案:オンラインカジノはどうなるの?

最後に、日本でカジノが合法化されると「オンラインカジノ」は、どうなるのか?について、オンラインカジノの立ち位置を簡単に解説していきます!

カジノ(IR)法案による日本でのカジノ合法化と「オンラインカジノ」に対する影響

日本でのオンラインカジノの認識

結論から言ってしまうと、日本でカジノが合法化されようが、されまいが、オンラインカジノには、なんら影響はありません!

なぜなら、日本では、遊んでいるオンラインカジノが国内で運営されていない限り、オンラインカジノで遊ぶことは、違法ではないからなんです!
※プレイしているオンラインカジノサイトのサーバーがしっかり海外 & オンラインカジノ合法国で運営されていることを確認する必要はあります!

実際、日本では、オンラインカジノのサイト自体がしっかりオンラインカジノ合法国で運営されている限り、「海外のカジノで遊んでいるという認識」になるので、オンラインカジノでプレイしても、問題になりません。
※日本ではオンラインカジノに関する法律がまだ存在していません。なので、もちろん違法でないことは、確かですが、合法であるともはっきり定義できないので、オンラインカジノでプレイする場合は、あくまでも自己判断/責任でお願いします。

オンラインカジノとカジノ法案は関連性が低く、カジノ法案はオンラインカジノに対して影響を与えない! オンラインカジノは、サイトのサーバーが海外にあり、 オンラインカジノ合法国で運営されていれば日本でプレイしても違法ではない!

インターカジノでオンラインカジノプレイ!

日本のカジノ(IR)法案とは、直接関係ありませんが、日本にカジノができるまで、まずは、老舗オンラインカジノ「インターカジノ」でカジノゲームプレイをトライしましょう!

最近、サイトを完全にリニューアルした「新生インターカジノ」では、1600種類を超えるカジノゲームが用意されています!

インターカジノでは、スピンを回すだけで、直ぐ楽しめる「ビデオスロット」、バカラ、ブラックジャック、ルーレットの定番「テーブルゲーム」、そして、テレビでゲームショーを見ている感覚で楽しめるゲームや、ディーラーとの真剣勝負も可能な本場カジノの臨場感や雰囲気が体験できる「ライブカジノ」などの充実したカジノゲームラインナップが揃っています!

しかも、インターカジノでは、「ライブカジノ」以外、全てのカジノゲームにデモモードが搭載されていて、無料プレイもできるようになっているんです!

インターカジノで無料プレイ!

実際にお金を賭けて、あるいは、「ライブカジノ」でプレイしたい場合は、インターカジノにアカウント登録をする必要があるので、アカウント登録がまだの方は、ここで済ませてしまいましょう!

まだ、インターカジノに登録していない方は、必見! 下記の記事でインターカジノを完全レビューしているので、ぜひ参考にしてみてください!

リニューアルされた「新生インターカジノ」完全レビュー!

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